実生活と照らし合わせると学びは楽しい!!
11月に入り、めっきり冬の気候になりました…寒いです。。
皆様、いかがお過ごしでしょうか?
今日は少し数字の計算を。小学校4年生で「概数」を勉強します。
概数とは「だいたいの数」を意味しますが、これは結構実生活に深く結びついています。
たとえば、ある試合の観客が8991人だった時、テレビではおよそ「9,000人」と報道されることが多いです。
これは細かい数字情報ではなく、どのくらいの規模感かをイメージするうえで重要です。
たとえば、スーパーで買い物するときに「355円の商品を335円に値下げしました!」という商品よりも、「213円の商品を198円に値下げしました!」という商品のほうが一見すると値下げのインパクトが大きいように思います。
しかし後者の198円は概数を使うと「およそ200円」であり、前者は20円下がり、後者は15円しか下がっていないのです。
ついつい数字を考えるときに主観が入りやすいですが、ある意味「客観的に判断するためにも、概数でイメージをつかむ」ということは重要かもしれません。
「198+193+199=という計算を地道に計算する」場合と、「200が3個あると仮定して、そこから差である2と7と1を引く」場合とでは、計算の正確性やスピードも変わってくるでしょう。
実生活と照らし合わせながら「こんな方法使ったら、もっと賢くなりそう!」そんな方法を生徒さんとスタッフとで探していければと思います。