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「小4の壁」と内発的動機付け 〜やらせるから、自ら動くへ〜

[2026.02.12]

学びーcafeが対象とする年齢のお子さんは小学校高学年。

保護者の方の中には、こう思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか?

「最近、急に勉強が難しくなった」

「言えばやるけど、自分からやらない」

「テストの点は気にするのに、学ぶこと自体は楽しんでいない」

こうした変化を感じる時期としてよく言われるのが、「小4の壁」です。

小学4年生頃になると、

・学習内容が抽象的になる(分数・概数・文章題の複雑化など)

・授業スピードが上がる

・求められる思考力が一段階上がる

・友人関係がより複雑になる

・自我がはっきりしてくる

といった変化が一気に訪れます。

これまで「なんとなくできていた」子も、「がんばれば何とかなる」では通用しにくくなるのがこの時期です。

そしてもう一つの大きな変化があります。

それは「外からの評価」を強く意識するようになること。

小4前後は、テストの点数や順位を強く気にし始めます。

「何点だった?」

「クラスで何番?」

「〇〇ちゃんより上だった?」

こうした会話が増えやすい時期です。

ここで気をつけたいのが、外発的動機付けに偏りすぎること。

外発的動機付け⇒ご褒美がもらえるからやる、怒られたくないからやる、点数が欲しいからやる

※短期的には効果があります。ですが、報酬や評価がなくなると続きません。

内発的動機付け⇒面白いからやる、知りたいからやる、できるようになりたいからやる

※これが育つと、自ら動く子になります。

小4の壁を越える鍵は、実はこの「内発的動機付け」にあります。

学習内容が難しくなると、

「わからない」

「面倒くさい」

「どうせできない」

という気持ちが出てきます。

外発的動機だけでは、ここを乗り越えられません。でも、

「考えるのが楽しい」

「昨日よりできるようになった」

「わかった瞬間が気持ちいい」

という内側からのエネルギーがあると、壁を越えていきます。

① 結果よりプロセスを見る

×「何点だったの?」
〇「どこが難しかった?どうやって解いたの?」

思考に注目すると、学びが深まります。

② できたことを具体的に認める

×「えらいね」
〇「途中式を丁寧に書いてたね」

具体性は、自信を育てます。

③ すぐに答えを教えない

「どう思う?」
「他のやり方あるかな?」

考える時間を奪わないことが、自立につながります。

小4の壁は「成長の入り口」であり、壁は、失敗ではありません。

それは「自分で考える力」に移行するサインです。

ここで

・管理を強めるか

・自立を育てるか

によって、その後の学習姿勢が大きく変わります。

小4の壁を乗り越えるポイントは、「やらせる」から「自らやりたくなる」へ。

内発的動機付けは、一朝一夕では育ちません。

でも、日々の関わりの積み重ねで確実に育ちます。

子どもが自分で歩き出す力を、今こそ丁寧に育てていきたいです。

学びーcafeのプログラムも上記のようなことを意識した設計にしています。

ぜひ、学校やご家庭とともに、お子様の成長をサポートしていきたいと思います!

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